最近なんだかくすみやごわつきが気になる!と感じている方、それは老化角質が溜まっているせいかもしれません。
ただ老化角質ってどうやってケアすればいいのか分からない!
洗顔?ピーリング?正しいケアをしないとお肌にも負担になるし、できればきれいなお肌でいたいですよね。
この記事では老化角質が溜まる原因やケア方法を調べました。
どうぞ最後までお付き合いください。
目次
肌の老化角質って何?

お肌の表皮はずっと一定ではなく、常に生まれ変わってます。
生み出された細胞が形を変えながら、肌の表面の角質層にたどり着きます。
角質層にたどり着いた細胞を角質というのですが、この角質は最終的にアカとなって剥がれ落ちます。
これが老化角質です。
細胞が生まれて、最終的に剥がれ落ちるという生まれ変わりをターンオーバーと言います。
ターンオーバーは加齢やストレスなど様々な原因で乱れやすく、ターンオーバーが乱れると自然に剥がれるのが遅くなり、古い角質(老化角質)がお肌に溜まった状態になってしまいます。
肌に老化角質が溜まってるとどんな影響がある?

不要な角質が何層にも蓄積すると角質肥厚(かくしつひこう)という状態になり、肌のくすみが目立ったきたり、ごわついたりするだけでなく、スキンケアも浸透しにくくなるので乾燥の原因にもなってしまいます。
年齢を重ねるにつれてターンオーバーは乱れてくるので、角質ケアは大人にはとても重要なんですよ。
20代では28日だったターンオーバー周期も年齢を重ねることで40~60日と遅くなり、大人の肌には古い角質(老化角質)が溜まりやすい状態になってしまいます。
なので角質ケアを取り入れて、ターンオーバーを整えることが大切になってきます。
肌の老化角質がたまる原因
古い角質(老化角質)がお肌に溜まると良くないというのは分かったけど、何で老化角質が溜まっちゃうんだろうって疑問ですよね。
ここでは老化角質が溜まってしまう原因についてお伝えします。
乾燥とうるおい不足

しっかりと潤っている健康的なお肌の場合は肌のターンオーバーはスムーズに行われます。
しかし乾燥している肌の場合は代謝機能がしっかりと働かないので、新しい細胞も生まれにくくなって、自然に剥がれ落ちるはずの古い角質(老化角質)も剝がれにくくなってしまいます。
紫外線ダメージ

紫外線も肌の老化角質を厚くさせる原因の1つです。
肌は紫外線を浴びると肌の内部に異物が入ってこないようにガードします。
そのガードのために肌を厚くしようとするので、老化角質が溜まりやすくなってしまいます。
また紫外線は肌の乾燥の原因ともなるので、老化角質が剥がれにくくなる要因と重なってしまいますね。
摩擦で肌に負担がかかる

洗顔やタオルで顔を拭くときなど、普段何気なくやっていることでも肌にとっては刺激になることがあります。
摩擦などの外部刺激も肌を守ろうとする力を活発にさせ、老化角質を厚くしてしまう原因となります。
ビタミン不足

ビタミン類が美肌を保つのには欠かせないとよく聞くと思いますが、ビタミンB類やビタミンAは特に肌の新陳代謝に密接に関わってきます。
不足することで新しい細胞が生まれにくくなり、古い角質(老化角質)がお肌に溜まりやすくなってしまいます。
男性ホルモンの過剰分泌

メカニズムは明確にはなっていないようですが、男性ホルモンが増えたり、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れることで、角質が厚くなりやすくなるという説があります。
男性ホルモンはストレスによって過剰に分泌されることもあります。
加齢による新陳代謝の衰え

加齢によって全身の新陳代謝は衰えていくので、肌のターンオーバーも年齢を重ねるごとに乱れていきます。
ターンオーバーがスムーズに行われない場合は、老化角質が剥がれにくく、溜まってしまっている可能性も…
傷が治りにくくなった!など思い当たる所があるなら、全身の新陳代謝が加齢によって衰えてきてるのかもしれませんね。
肌の老化角質が溜まりやすい人は?
若い世代の肌は何もしなくても細胞が活発で、ターンオーバーもスムーズに行われていることが多いので、角質トラブルは少なめです。
ただ30代以降の方は肌のターンオーバーが乱れてくるので、角質トラブルを抱えている方は多いです。
またよく日焼けをする方は角質が厚くなってしまっていることが多いです。
なので角質ケアはUVケアと併せて取り組むことが大切ですね。
肌の老化角質は洗顔で落とせる?

結論からいうと老化角質は通常の洗顔だけでは落とすことは難しいです。
洗顔の役割というのが、汗や皮脂、ほこりや雑菌などのお肌についた汚れを落とすところなので、お肌に張り付いている老化角質までは落としきれないんですね。
なので専用のスキンケア商品をプラスして老化角質を取り除くというのが、一般的なケアとなります。
肌の老化角質のケア方法は?
丁寧な洗顔

お肌は刺激にとても弱いので、毛穴の汚れを落とそうとゴシゴシ擦ったり、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使ったりすると、乾燥や角質肥厚の原因となります。
低刺激の洗顔料できめ細かく泡をたてて、泡で優しく撫でるように洗うなど、できるだけ刺激を与えないようにすることが大切です。
こまめな紫外線対策

老化角質が溜まってしまうのを防ぐなら、こまめな紫外線対策は必須となってきます。
こんな方は要注意!
・近所ですぐ帰るし日焼け止めや日傘はいいか…
・車から降りないし、紫外線対策はしない
・部屋にいるし日焼け止めは塗らない
・日焼け止めは朝1度だけ塗る
紫外線対策ってかなり面倒なので気持ちすごく分かります(笑)
ただ季節問わず、紫外線をまったく浴びないということはないので、紫外線対策は『やりすぎかな?』と思うくらいが本当はベストです。
ちょっとした外出、車内や屋内にいたとしても日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子、サングラスを身に着けるなどの紫外線対策をするのが効果的です。
栄養バランスを整える

お肌を健やかに保つことにおいて毎日の食事は栄養バランスを考えることが大切です。
美容に効果的と言われるビタミンA、ビタミンB類はもちろんですが、他の栄養素もバランスよく摂取しましょう。
ビタミンA | 鶏、豚のレバー、ほうれん草、小松菜、にんじん |
ビタミンB2、B6 | 牛レバー、カツオ、マグロ、うなぎ |
ピーリングも1つの手段

肌のくすみが気になる!という場合はピーリングケアを取り入れるのも1つの手段です。
肌がくすんでいる原因は様々ですが、古い角質(老化角質)がたまってしまって肌がくすんでしまうということが多いです。
1週間に1~2回のピーリングケアをすることで、ターンオーバーが活発になり、肌の弾力アップ、透明感アップにつながります。
ピーリング後は十分に保湿するように心がけてくださいね。
ピーリングケアで角質細胞を取り過ぎるのはNG!
効果がないからと何度もピーリングをしてしまうと、かえってくすんでしまったり、もともとあった肝斑(かんぱん)などが悪化してしまう可能性も
肌の老化角質は洗顔で落とせる?原因やケア方法 まとめ
いかがでしたでしょうか?
肌のくすみやごわつきが実は古くなった角質(老化角質)だったなんて驚きですよね。
ただしい方法で角質ケアをしていくことで、古い角質(老化角質)は取り除くことができるので、くすみやごわつき等の肌トラブルが気になるという方は、ぜひ試してみてくださいね。